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胃・十二指腸潰瘍のなりやすさの遺伝学 ――胃壁細胞分化とホルモン調節の多様性が関わる――

2024/01/12 ニュース

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       東京大学大学院の鎌谷洋一郎教授らとIMM生体情報解析部門 清水厚志教授らの共同研究チームは日本人と欧米人を統合する最新のゲノムワイド関連解析により、胃・十二指腸潰瘍の発症と関連する25カ所の遺伝的座位を新たに同定しました。
一細胞トランスクリプトーム解析などのデータと統合することで、胃壁の細胞分化とホルモン調節における遺伝的多様性が、胃・十二指腸潰瘍のなりやすさを左右する因子であることが示唆されました。
本研究は胃・十二指腸潰瘍やその後の胃癌との関わりに関する更なる医学研究のための洞察を与える他、ポリジェニック・リスク・スコアの計算に基づく予防的医療の構築、ひいては医療費削減につながると期待されます。

本研究成果は、国際科学雑誌「Nature Genetics」(2023年11月30日付)に掲載されました。

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