いわて東北メディカル・メガバンク機構

三上助教らの論文が国際学術雑誌Hypertension Research誌に掲載されました

当機構の臨床研究・疫学研究部門を中心とした研究チームは、東北メディカル・メガバンク（TMM）計画地域住民コホート調査参加者のうち、沿岸地域の健康調査に参加された 29,415 人を対象としてスポット尿検体を採取し、尿中Na/K比を算出した結果、尿中Na/K比は東日本大震災による家屋倒壊の程度と関連があることがわかりました。 本研究結果は、大規模自然災害の被災者が、高ナトリウム、低カリウムを含む偏った食事を摂取する傾向にあることを示唆しており、大規模自然災害後支援の一環としてバランスの取れた食事内容が重要であると考えられます。

本研究成果は2月17日に国際学術雑誌 Hypertension Research 誌に掲載されました。

詳細は「研究業績」をご覧ください。