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那須助教らの論文が国際科学雑誌「International Journal of Cardiology」に掲載されました

2020/12/13 ニュース

当機構の生体情報解析部門を中心とした研究チームは、日本人を対象としたTMM計画の参加者4,681人の方から提供いただいた血液中の遺伝子情報と高感度トロポニンT値および生化学・血算データを用いて、ゲノムワイド関連解析を行いました。その結果、RBAK遺伝子とZNF890P遺伝子の間にある多型rs7798496(CとTの違い)が高感度トロポニンT値と密接に関わりがあることわかり、その研究成果について国際科学雑誌 International Journal of Cardiologyに、12月13日付(オンライン公開)で発表いたしました。

この成果により、将来的にこの遺伝子多型を調べることで、心血管発症リスクが高いと判断された方が、若年から脂質管理などの心疾患リスク因子を厳格にコントロールすることで重大な心血管疾患発症の予防に繋がることが期待されます。

詳細は「研究業績」をご覧ください。