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プレスリリースが行われました【家系図ソフト開発】

2015/07/21 ニュース

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平成27年6月17日、イノベーション推進・人材育成部門の福島明宗副部門長(臨床遺伝学科教授)らが、遺伝学の専門知識がなくても短時間で容易に医療用家系図を作成できる世界初のPCソフトウェア「f-tree」を開発し、会見を行いました。

これまでの作図には、臨床遺伝の基礎知識と専門的スキルが必要で、聞き取り等の時間・労力を要していましたが、「f-tree」では、問診票にある必要事項を入力するだけで完成度の高い家系図を自動的に作成することができます。

臨床現場をはじめ、ゲノムコホート研究や教育現場のほか、一般社会における遺伝の正しい知識の普及に活用されることが期待されています。

本機構では、解析研究を進め、病気のかかりやすさなどの体質と遺伝の関係を調べることで、個別化予防・個別化医療などの次世代医療を発展させて、健康で長生きできる社会の実現を目指しています。

なお、「f-tree」は本機構HPいでん講習会からダウンロードできます。