ゲノム情報に基づく脳梗塞発症のリスク予測法を確立
2020/02/04
ニュース
生体情報解析部門の清水厚志教授と、九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野の二宮利治教授を中心とした研究チームは、ゲノム情報に基づく脳梗塞発症のリスク予測法(iPGM)と、全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布で一般的な日本人集団を対象にした久山町研究の追跡調査のデータを用いて、遺伝的体質と脳梗塞発症の関連を調査し、iPGMの有用性を示しました。
この手法を用いて一人ひとりが自身のリスクを知り、生活習慣の改善などに役立てることで、脳梗塞の予防に寄与できる可能性があります。また、将来的には、脳梗塞以外の生活習慣病のリスク評価にも遺伝的体質を加味することで、一人ひとりの体質に合わせた個別化医療・個別化予防の実現が期待されます。
詳細は下記からご覧いただけます。
[プレスリリースはこちら]
「研究成果の紹介」もご覧ください。