須藤特命助教らの論文が国際科学雑誌「Scientific reports」に掲載されました
2020/10/02
ニュース
当機構の生体情報解析部門を中心とした研究チームは、東北メディカル・メガバンク計画参加者のうち約 1万人の遺伝情報を使用して、全ゲノム遺伝環境交互作用解析を行いました。その結果、男性では、一定の飲酒を毎日続けていた場合、アルコールの代謝に関与する2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2 )の遺伝子多型に関連して、肝臓の検査値が顕著に高い値を示すことを明らかにし、研究成果を国際科学雑誌 Scientific Reports に10月1日付 (オンライン公開)で発表いたしました。
この発見により、今後、ALDH2の遺伝子多型ごとに、適度な飲酒量を設定することで、一人ひとりの体質に合わせて飲酒習慣を改善することが可能になると期待されます。
詳細は「研究成果の紹介」をご覧ください。