理念
「東北メディカル・メガバンク計画」は、被災地における医療の再生と医療機関の復興に併せ、岩手県・宮城県の被災地を中心とした大規模ゲノムコホート研究を行うことで、地域医療の復興に貢献するとともに、個別化医療等の次世代医療体制の構築を目指すことを目的としています。
概要
被災地を中心とした地域住民の健康調査を実施し、結果回付や健康相談などを通じて健康向上に取り組みます。また、医療関係人材を被災地に派遣し、地域医療の復興に貢献します。それと併せて、地域医療情報基盤と連携しながら、被災地を主な対象にゲノム情報を含む地域住民コホートと三世代コホートを形成し、さらに全国のゲノムコホートやバイオバンク研究機関と連携しながらバイオバンクを構築しつつゲノム情報等を解析します。これらを推進することにより、被災地への医療関係人材派遣や詳細な健康診断の実施等による健康推進を通じた地域医療の復興、さらに、東北発の予防医療・個別化医療等の次世代医療の実現を目指します。